〇〇イーツなど、宅配デリバリーがコロナで普及しました。今は配達員さんを目にする機会もかなり減りましたが、サービス形態としては周知され定着もいたしました。
ちょうど約2年前、改正道路交通法の施行により、低速・小型の自動配送ロボットの公道走行が可能となり、自動配送サービスの社会実装が推進され始めました。
自宅の近隣には無人配送ロボット開発・管理会社があり、現在4台が設置されております。まだ契約先のお店は少ないようですが、徐々に広がっているようです。
確か最初に路上で見かけたのは1年半くらい前だったので、当時はPoCの時期もかかっていたようですが、昨年秋から実装され、しょっちゅう出動しております。
初めてのお使いのごとく、まだ社員の方が見守りで後ろからついておられましたので、お尋ねしたところ、まさにPoCではなく、実稼働中であることを確認をいたしました。撮影とご紹介の許可もいただきました。
こちらは別の日にも「私は配送ロボットです」「荷物を運んでいます」など、常に喋りながら、キラキラ光り、走行は周囲に注意し安全運転しています。交差点や横断歩道での走行も、おっとりと迷いながらも正常に動作しておりますが、工事中や、特異的な柵などが道路に面しているときは躊躇している様子も見受けられました。
最大の懸念は、ご配送、悪意ある悪戯への人との接点と言われており、人がどう受け入れ、利用するか、だというのは言うに及ばずながら、いつまで人がついていかれるのか、見守っていきたいと思っております。
場所を移し、こちらは万博会場内。移動中にはパトロール機によく遭遇いたします。
これからは市中でも店舗内の警備やお掃除ロボットに限らず、一般社会・歩道や街中でのロボットの社会進出も進み、気にすればあちこちで。
先述の通り、実社会で活躍させるには社会的理解が進み市民権を獲得することが必須です。
徐々に進む事例の拡大と、市民権獲得への所要時間とプロセス自体が個人的には大変興味深く、その変容をお伝えしていきます。
今も多く見られるようになった店舗内の警備やお掃除ロボットに限らず、これからは市中でも一般社会・歩道や街中でのロボットの社会進出も進み、気にすればあちこちでお目にかかれることになります。
人々の生活空間に馴染み、実社会で安全に活躍させるには社会的理解が進むことが重要で、いわゆる市民権を獲得することが必須です。
徐々に進む事例の拡大と、市民権獲得への所要時間とプロセス自体が個人的には大変興味深く、その変容をお伝えしていきたいと思います。

2025/05/23 07:45