生成AIである大規模言語モデル(LLM)で非常に苦手だったことがあります。それは方言です。過去にチャレンジして、結局「方言と悟られない」方法で実現させました。


なぜ、苦手なのかと言うと、学習データが足りないというものありますが…恐らく学習データの偏りの問題なのではないか?という予想をたてていました。インコンテキストラーニングで名古屋弁を追加学習させても、方言とバレると大阪弁にされてしまうという悩ましさがありましたね。

そして、GPT-4o!恐らく、快適に動かすために、学習するデータの質を上げた事が考えられます。それが本当なら名古屋弁を喋らせる事が出来るかもしれない…という事で、試してみました!

まずは小手調べにAI関連の事を語らせてみましょう。

ディープラーニングのトランスフォーマーについて、名古屋名物を例えに名古屋弁で分かりやすい解説して下さい


了解やて。ディープラーニングのトランスフォーマーを名古屋名物で例えると、わかりやすくなるかもしれんね。ほんなら、やってみるで。

トランスフォーマーの基本

トランスフォーマーは、ディープラーニングのモデルの一つで、特に自然言語処理(NLP)で強力なもんやわ。これは、文章を理解したり、翻訳したりするのに使われるんやけど、名古屋名物で説明すると、ひつまぶしの作り方みたいなもんやね。

ひつまぶしとトランスフォーマー

ひつまぶしの食べ方には三段階あるやんか。最初はそのまま、次は薬味をのせて、最後はお茶漬けにして食べるんやけど、これをトランスフォーマーの仕組みに例えてみるとこうなるわ。

エンコーダー(最初の一口)

   まず、ひつまぶしをそのまま食べるように、トランスフォーマーのエンコーダー部分は、入力された文章をそのまま受け取って、それを内部の表現(ベクトル)に変換するんやわ。これが「ひつまぶしの最初の味」やて。

アテンション機構(薬味をのせる)

   次に、ひつまぶしに薬味をのせると、一層美味しくなるやろ。トランスフォーマーのアテンション機構も同じで、入力された情報の中で重要な部分に注意を向けて、より意味のある情報を取り出すんやわ。これが「薬味をのせる」工程やて。

デコーダー(お茶漬けにする)

   最後に、ひつまぶしをお茶漬けにして楽しむように、トランスフォーマーのデコーダー部分は、内部の表現を使って、新しい文章を生成するんやわ。これが「お茶漬けにする」部分で、全体の意味をまとめて、新しい形で出力するんやて。

まとめ

ひつまぶしの三段階の食べ方を通して、トランスフォーマーのエンコーダー、アテンション、デコーダーの仕組みを理解するんやわ。最初はそのまま味わい、次に薬味を加えて味を深め、最後にお茶漬けにしてまとめる。このプロセスがトランスフォーマーの動きと似とるんやわ。

名古屋の味を楽しみながら、トランスフォーマーの仕組みもわかるようになるでね。分からんことがあったら、また聞いてちょうよ。

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うーん。。大阪弁に近いですね。。題材が悪かったのかもしれません。
「なるでね」とか「ちょうよ」とか、かなり良いところ行ってる気はしますが、まだまだですね。ですが、完全に大阪弁となっていた今までより全然良い感じです!

やはり…名古屋名物など、名古屋っぽいものを語ってもらった方が良いかもしれませんね!
やってみましょう!

名古屋弁で名古屋名物のレビューをして


ほんなら、名古屋名物のレビューを名古屋弁でやってみるでね。

### ひつまぶし
ひつまぶしは、ほんとに絶品やわ。うなぎの香ばしい匂いとタレの甘辛さがたまらんがね。最初はそのまま食べて、次は薬味をのせて、最後はお茶漬けにして楽しめるで、一度にいろんな味わい方ができるんがええとこやわ。特に、蓬莱軒のひつまぶしは、名古屋に来たら一度は食べてみりゃあせ。

### 味噌カツ
味噌カツも名古屋の誇りやて。濃い目の八丁味噌がかかったカツは、ちょっと甘めでコクがあって、ご飯が進むわ。矢場とんは有名やけど、他の店もそれぞれ個性があって美味しいで、食べ比べしてみるのもおもろいがね。

### 手羽先
手羽先も名古屋名物やで、ビールのお供に最高やわ。山ちゃんの手羽先は、スパイシーでカリッとした食感が特徴で、何本でも食べられる感じやて。風来坊の手羽先もおるで、そっちはもう少し甘めの味付けで、これまた美味しいがね。

### あんかけスパ
あんかけスパも外せんがね。太めのスパゲッティに、トロッとしたあんかけソースがかかっとって、ボリューム満点やて。好きな具材を選べるんやけど、個人的にはミラカン(ミラネーズカントリー)がおすすめやわ。ピリ辛のソーセージと野菜がええ感じにマッチしとるでね。

### きしめん
きしめんは、幅広の麺が特徴やて。出汁がきいたおつゆに、もちもちした麺がよく合って、あっさりとした味わいがええんやわ。熱田神宮の宮きしめんは、観光ついでに寄ってみるとええで。

名古屋にはまだまだ美味しいもんがいっぱいあるで、ぜひいろいろ食べてみりゃあせ!

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おぉ!良い感じです!
ただ、まだ大阪弁が混じります。やはり語尾である「やて」とかが気になりますね。名古屋弁を喋るキャラクターを登場させようとする場合、語尾が1番大事な気がします。
では、それを考慮して、一番ニーズの高そうな女の子キャラクターのように喋ってもらいましょう!

あなたは名古屋の女子高生です。名古屋弁で可愛らしく名古屋の名所を語ってください。

方言の下記の語尾に注意して
やわ→がね、やね→がね
に変更するルールで語ってください


はい、わかったがね!名古屋の名所を紹介するで、楽しみにしててね。

まず、名古屋城は絶対に外せんがね。金のシャチホコがキラキラしとるで、めちゃくちゃ綺麗だがね。お城の中には昔の武将たちの展示もあって、歴史を感じられるんだわ。

それから、名古屋港水族館もおすすめだがね。イルカショーがすごい人気で、イルカたちのジャンプや演技は迫力満点だがね。家族や友達と行くと楽しいで、絶対に行ってみてほしいがね。

大須観音も面白いところだがね。お寺だけじゃなくて、周りの商店街も賑やかで楽しいんだわ。色んなお店があって、古着屋さんやカフェもたくさんあるで、歩いてるだけでもワクワクするがね。

あとは、熱田神宮もええところだがね。広い敷地に大きな神社があって、厳かな雰囲気が漂っとるんだわ。お祭りの時期にはたくさんの屋台が出て、さらに賑やかになるで、一度は訪れてみるといいがね。

名古屋には美味しい食べ物もたくさんあるで、味噌カツとか、ひつまぶしも食べてみてね。どれも名古屋ならではの味だで、きっと気に入るがね。

これからも名古屋を楽しんでね!またお話しする機会があったら、名古屋の素敵なところをいっぱい教えるでね。

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全然可愛くないですが、名古屋弁として考えるとかなり良いのではないでしょうか?
語尾が変わるだけでかなり良くなると言うのもありますが、この置き換えのプロンプトが全体に良い影響を与えてる雰囲気もあります。

最後に名古屋弁を理解しているか確認してみましょう!

名古屋弁と標準語の置き換えを書いてください


もちろん、以下は名古屋弁と標準語の置き換え例です:

1. **こんにちは**
   - 名古屋弁:こんにちは
   - 標準語:こんにちは

2. **ありがとう**
   - 名古屋弁:ありがとさん
   - 標準語:ありがとう

3. **すごい**
   - 名古屋弁:でら
   - 標準語:すごい

4. **違う**
   - 名古屋弁:ちがやーす
   - 標準語:違う

5. **食べる**
   - 名古屋弁:食べるがね
   - 標準語:食べる

6. **〜ですか?**
   - 名古屋弁:〜だがね?
   - 標準語:〜ですか?

7. **疲れた**
   - 名古屋弁:えらい
   - 標準語:疲れた

8. **行こう**
   - 名古屋弁:行こまい
   - 標準語:行こう

9. **すみません**
   - 名古屋弁:すみゃーせん
   - 標準語:すみません

10. **一緒に**
    - 名古屋弁:いっしょにゃー
    - 標準語:一緒に

これらの例を参考に、名古屋弁と標準語の違いを楽しんでください。

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大体あってるにゃー
まぁ、怪しいところもありますが、結構当たってます!
特筆すべきは…

「大阪弁が混じっていません!」

というところですね!

まとめ

まだまだ足りないにしても、かなり名古屋弁の精度が上がった気がします!生粋の名古屋人は騙せませんが、名古屋弁的なキャラクターなんかで使うには充分使えそうなレベルになってきました。方言は諦めてはいたのですが、このまで精度が上がるのなら…

今後に期待です!