本日、実施いたしました。なんといっても当領域でのスターのお一人「あたらしい経済」主宰の設楽さんに3年越しでようやくお会いすることが叶い、素晴らしいお時間となりました。
また、web3界隈でもCDLE大阪をプロパガンダし、交流会でも多くの方を勧誘することができました。
本日の講義は、序盤はweb3、ブロックチェーンの基本的な解説から、徐々に本筋の設楽さんのオリジンとも言える暗号資産・DeFIの話題に。大変興味深い流石のご知見に参加者の興味を引きつけられる。
あたらしい経済
本業にして市場参入する企業も増えている。
暗号資産についての話題、まとめておきます。
・期末時評価課税の問題、保持資産が含み益だけで課税、売買しなくてもかかる。(最近金融資産課税の話題が出ているがなんとも筋悪い。)
・2年前年末、改正案飛び込みインパクトあり。一定条件下で緩和。国内取引所に売らないことを示し保持、ロックすれば、国税が期末時評価課税しない。
・大手にしかできにくい。スタートアップには厳しいので出て行く動きは止められないかも。政府とツーカーでないと条件満たせないようなこともあった。
・暗号資産の税率55%。高いが、5,000万〜1億での税率、100万ぐらいだと5%程度。有価証券は20%の分離課税だが、一律で20%になると考えると、ほとんどの場合増税になり、騒ぎ立てない方が妥当では。
・空売りもできない。損益通算はできないのも辛いところ。タイミングが難しい。(ボラティリティ考えると確かにきつい。)
NFTマーケットプレイスの取引ボリュームののダウンスケールはやむなしも、その他web3ビジネスの領域を俯瞰的にご解説いただき、当然攻め筋も見えてくる。生成AIとの相性や活用も増えてきそう。
ビジネス発想の上で考慮すべきポイントとして、
・グローバルなトレンド(モメンタム)であること
・法律/規制
・パブリックか、プライベートか。どこまで分散化するか
・既存のweb3ユーザ狙いか、新規層狙いか
・既存ビジネスとのバランス
AIの社会実装を啓発・促進し、社会的価値創出のために、さまざまな領域融合はインスピレーションを豊かにし、手筋をブラッシュアップする。
大阪市の産官学連携事業SUITCHの担当者、大阪産業局安武さんにはCDLE大阪の運営方針が元々DOAモデルを推奨していることから、最新の知見をキャッチアップしながらサポートをいただけることをお約束いただき、特にDePinの要素は実験的に取り入れチャレンジしていきます。
https://cdle.jp/events/fc50633cecdc