先日は久しぶりにクイントブリッジのワークスペースへ。昼過ぎまでは業務をこなし、大阪チャネルでのCDLEメンバーさんのイベントへのお呼びかけにお応えし、昼過ぎからそのまま参加をさせていただきました。
普段から直面している、よくある課題で、1.、2.、4. に対して注目要素をリクエストし、企画者の皆様のご意見を拝聴することができ、情報・意見交換、議論を交わすことができました。どうしてもテクノロジー前夜で引っかかるケースが目立ち、その引っ掛かり自体もテクノロジーで解決できる可能性があることと、逆に全く適当ではないオーバーテックや過信・幻想へのご注意など、実務的な話題は尽きませんでした。やはりテーブルから離れた現場のプレイヤーの議論には可能性を感じます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〈イベント概要〉
カンテレが持つ膨大なアーカイブ映像と、リブドゥが持つ介護現場との強固なネットワーク。両社のアセットが掛け合わさった「高齢者福祉施設向け番組配信サービス」がPoC/トライアル導入を超え、本格的な事業化・市場投入へと進みました。
本イベントでは、企画段階から意思決定、サービスローンチまでのプロセスを、実際に事業化を主導した当事者が赤裸々に語ります。「PoCは成功するのに事業化に至らない…」という壁に直面している方にとって、明日から使えるヒントが満載です。
\こんな方におすすめ/
・無償PoCは成功するのに、有償化・事業化の壁を超えられないと感じている
・事業パートナーとの連携/アライアンスを、成果(売上・社会実装)に結びつけたい
・社内の経営層・関係者、社外のパートナー企業や研究機関などをスムーズに巻き込みたい
・センシング、AI分析、映像コンテンツ制作・編成のノウハウを、ヘルスケア領域のDXに活かしたい
・自社アセットを、顧客に刺さる形で再定義・商品化したい
本イベントで得られるもの(参加メリット)
PoC止まりを超えるための意思決定と合意形成の実践知
└ 部長・役員クラスが押さえるべき判断プロセスと社内調整の勘所
大企業アセットの掛け合わせによる価値設計ノウハウ
└ 自社強みを他社アセットと組み合わせ、社会実装へつなげるプロセス
事業化モデルの具体事例
└ 介護施設向け映像配信サービスの開発・販売スキームの全貌
社会課題解決と収益性を両立する視点
└ 持続的なビジネスとして成立させるための条件と仕組み
トークセッション内容
<事業化の舞台裏>
・テレビ局とオムツメーカーが組むに至った経緯と背景:なぜこの異業種組み合わせで事業化が実現したのか?
・実証(PoC)から商用化・本格提供に至る意思決定プロセス:どのタイミングで「Go」を出す判断が下されたのか?
・コンテンツ精度向上のための映像編集・現場フィードバック活用プロセス:現場の声をどう事業改善につなげたのか?
<介護現場の価値創出 × 新たな事業機会>
・映像配信を通じた介護施設のQOL向上と運営改善の方向性:社会的価値と収益性との両立をどう考えたか?
・異業種間での組織文化・ガバナンスの壁を越える実践知:意思決定・実行スピードを鈍らせない工夫とは?
・サービスの横展開・機能拡張を進める際の課題と突破口:新市場・新領域への展開に必要な条件とは?
(例:非接触センシング・AI分析、生成AIによるコンテンツ制作・編成などのノウハウをお持ちの方とのコラボ)
登壇者/スピーカー(※順不同)
関西テレビ放送株式会社
イノベーション推進室 事業戦略部
井村 慎介
1981年兵庫県御津町(現・たつの市)生まれ。
兵庫県立龍野高校・同志社大学文学部卒。2006年NHK(日本放送協会)にディレクターとして入局。東京と香川で勤務し、バラエティからドキュメンタリーまで様々な番組の企画・制作を手掛ける。
2013年関西テレビ放送に転職。制作・編成・アーカイブ・報道を歴任ののち、2022年からはテレビ局が所蔵するアーカイブ映像の利活用を目的とした上映イベント「回想法シアター」のプロジェクトリーダーを務め、以来様々な新規事業開発に従事している。
株式会社リブドゥコーポレーション
執行役員 ライフケア事業推進本部 本部長、MPD(事業構想修士)
陶守 久美子
1972年大阪府枚方市生まれ。
大阪府立四條畷高等学校、神戸女学院大学家政学部卒業後、牛乳石鹼共進社株式会社入社。
祖父母の施設入所をきっかけに介護業界への想いが募り2001年株式会社リブドゥコーポレーション(当時:トーヨー衛材株式会社)へ転職。一貫して商品企画・マーケティング職に従事、商品戦略・マーケティング戦略に携わり、多くの商品を世に送り出した。
2023年、一念発起して事業構想大学院へ入学。在学中に発着想を得た事業アイデア「こぞって」を事業構想計画書として昇華させ、現在、社会実装に向け奔走中。
登壇者/モデレーター
アーキタイプ株式会社
Lead Business Architect
武 佑亮
2009年公的金融機関入社。デットファイナンス審査業務のほか、経営状態の改善に向けて、資金繰りの可視化、事業のコンセプトやスキームの見直しを主導。
2020年クニエ入社。通信業界の企業を中心に、新規事業のテーマや協業先の探索、事業参入方法立案などのプロジェクトに従事。
2021年アーキタイプ入社。大企業同士のアライアンス事業開発、オープンイノベーションプログラム、社内公募型の新規事業創出プログラム、アセット起点の事業開発ロードマップ策定などを伴走・推進。
開催概要
日時:2025年11月10日(月)15:00-17:30(開場14:30)
会場:QUINTBRIDGE(大阪市都島区)
定員:50名
参加費:無料(事前申込制)
タイムテーブル
15:00-15:10 オープニング
15:10-16:10 トークセッション
16:10-16:20 Q&A
16:20-16:30 クロージング
16:30-17:30 ネットワーキング/交流会
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
またの機会も楽しみにしております。

2025/11/17 06:20
