大阪市住之江区のATCエイジレスセンターを訪問し、アザラシ型セラピーロボット パロなど介護ロボットブースを見学してきました。

この製品パロは歴史もあり、2004年に実用化され、翌2005年には愛知万博    愛・地球博で展示もされた。同年介護用ロボットして認知症患者の脳機能改善に効果が期待されるという研究報告から、世界で最もセラピー効果があるというギネス認定もされていた。(産総研サイトより参照)

2025年の大阪・関西万博2025での大阪パビリオンのテーマは『Reborn』健康と医療で、このような介護、医用にも利用されてきたロボット技術の変革は近年特に目覚ましいセンシング技術・AI開発による精度や学習能力の向上によってもたらされ、さらなる進化が披露されることを期待されています。

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また、最近では海外での活躍も報告されていました。
例えばコロナ。

☆論文「コロナ禍におけるメンタル・ヘルスのためのパロ」(PARO as a Biofeedback Medical Device for Mental Health in the COVID-19 Era)が「Sustainability」の特集号に掲載され、「コロナ禍でも世界各地の医療福祉施設や家庭やオフィスで、継続や新規に、パロが活用されている様子が多くの写真と共に紹介されています」。

また、ウクライナの避難民に対する心のケア

ウクライナからの避難民への「心の支援」をポーランドにおいて、 ヨーロッパ向け医療機器版・アザラシ型ロボット「パロ」で開始
http://www.intelligent-system.jp/ukuraine1.pdf

☆第 2 報:ウクライナからの避難民へのポーランドの医療機関 「マゾフシェ県神経精神医学センター」と「ワルシャワ医科大学」における アザラシ型ロボット・パロの活用状況及び、2022 年 7 月 8 日(金)メディア・ブリーフィング開催のご案内
http://www.intelligent-system.jp/ukuraine.pdf 


戦争でも、このようなAIの使われ方には共感が及びます。
日本発の時を跨いでの万博を通じて、技術が健康や平和利用にクローズアップされることを願っております。