https://cdle.jp/events/db2a062ffec1    先だって開催されました阪市住之江区咲洲ATC発、「AIセンサービジネス研究会」に参加いたしました。共にご参加いただいた皆様方、ありがとうございました。

    第15回は、まさにJDLA DAYで、日本ディープラーニング協会    事務局長    岡田隆太郎さん、株式会社KUMO    営業責任者    川内剛さんのご講演を拝聴することができました。
    主催の大阪産業局は大阪の産業支援をさまざまな領域で展開され、特にTECH系企業を支援に従事されておられるのが、TEQSです。大阪市住之江区咲洲のATCで先端技術を活用したビジネスサポートの拠点として、日々中小企業、スタートアップ支援にあたられており、本日の研究会もその一つです。

さて、本日のセミナーのご様子は以下の通りです。

1.最近のAI動向紹介    
「ディープラーニングによる新たなビジネス開発最前線」
  一般社団法人日本ディープラーニング協会    岡田隆太郎 氏

    CDLEメンバーにとっては、CDLE DAYや各種勉強会でのご挨拶や近況報告などを短時間ながらいつも拝聴できるのですが、今回は30分。JDLAの理念や現在の具体的な取り組みを、圧倒的な情報量でご紹介いただきました。外部のはじめての方にとっては濃密な時間を堪能されたことは想像に難くありません。
    「新しい資本主義」を皮切りに、世界の実情を踏まえ、日本経済復活への今後の期待や希望など大きな話題から、具体的な社会実装の事例紹介から、データ・ドリブン社会におけるDLとセンシングの重要性に言及いただき、研究会の趣旨にも思いを寄せていただきました。
    途中、JDLA会員に関する件には、「行政会員」についての紹介の際、ご主催者の表情の変化を見逃すことはなく、CDLE大阪としてもF/Uして応援していきたいと考えております。

2.事例紹介
「事例紹介    ディープラーニングを活用した新規ビジネスのご紹介」
株式会社KUNO 営業責任者    川内    剛    氏

    現在、大阪に本社を置かれている企業にJDLA正会員企業はありません。
    株式会社KUNO社は、2018年10月に、ディープラーニングを中心とする技術による日本の産業競争力向上に貢献をかかげられ、JDLA正会員企業となられました。
    ご講演では、会社としての強みと特性、果たされてきた役割と、社会観、そして貢献のあり方についてまでご紹介いただきました。
    現在、実際に取り組まれているIoT、ビッグデータ活用、DXへの対応、5G関連技術の活用など研究開発のスタートから提案、そして実践できるエキスパートパートナーとして、顧客に応じたさまざまなニーズに応えらておられること、そして、そのご経験に基づいた内容からケースごとに、例えば、「必要なデータは十分!!実際は全く然に非ず」、「解くべき問いが定まらず錯綜」などを課題も詳しく伺えたことはたいへん参考になりました。
    また営業職としての強みを発揮された、説得力ある語り口調は、中小企業経営者、技術者にとっても腑に染み渡る内容で、特にPoCやコンサル過程での技術者泣かせ「あるある」には共感が集まりご好評でした。

株式会社KUNO社のように、大阪からも正会員企業として名乗りを上げていただけることを期待してやみません。

最後になりますが、TEQS様とは先だって伺ったATC INNOVATION WEEK・大阪勧業展をきっかけでご縁を深めることができました。その後CDLE大阪、JDLAの基本的な理念や活動に賛同と共感いただいてこのような企画をお取り計らいいただけましたことに深く御礼を申し上げます。また、日本ディープラーニング協会事務局長の岡田隆太郎さん、正会員企業の株式会社KUNO 営業責任者の川内剛さんにはご多忙にも関わらず、いち地方からの相談にもご快諾いただき、この機会を叶えてくださりましたことに心から感謝を申し上げます。この場をお借りし、ひとこと、ご関係いただきました皆様方のご尽力に敬意と謝意を表させていただきます。