こんにちは!
1級FP技能士のアシまるくんです!
第1章『肩書は名乗ったもの勝ちである』
"資格ソムリエが語る〜"、という記事を見かけた。資格ソムリエってなんやねん。
あえて極論を言いますが、世の中に溢れる資格の大半は"肩書の客観的保証"です。
例えば、銀行口座の暗証番号が8931、白菜(Chinese Cabbage)と覚えることでおなじみの有名コメディアン・サンシャイン池崎氏は"空前絶後の超絶怒涛のピン芸人"ですが、至極当然のごとくそんな資格は存在しません、むしろあったら取得したいくらいです。しかし、彼の"空前絶後の超絶怒涛のピン芸人"という肩書を疑う人はおそらくいないでしょう。
要は、資格ソムリエと言われると、"肩書の入れ子構造"のようななんだか奇妙な感覚を覚えてしまうのです。
第2章『資格の世界の半分をおまえにやろう』
資格に対して極論をブッコんでしまうのは、私にとって資格が"酸っぱい葡萄"である側面は否定できません。
その上で、資格は大きく2つに分かれると思います。
一つ、かつ、大半を占めるものは、前章でブッコんだ通り、肩書の保証です。
あなたはどんな人ですか?という問いに、客観的な保証とともに、分かりやすく、かつ、好印象なラベルを示してくれます。
もう一つは、最低限の技術と知識の保証です。
むしろ、一般的にはこちらの方がイメージ強いかもしれませんが、私は逆です。こちらに該当する資格は、医師や危険物取扱、電気工事士等の安全衛生に直結する資格です。これらは、一歩間違えたら命や健康にかかわるので、確かな知識や技術を持つ人以外に仕事をされたら困ります。肩書的価値よりも知識や技術を保証するものとして資格が大きな役割を果たします。
もちろん、大きく2つの役割に分かれると言いましたが、共通部分に位置する資格もそれなりにあります。医師はよい例です。知識や技術はもちろんですが、"医師です"なんて自己紹介をされた日にはハロー効果(*1)働きまくりです。
資格の取得後も継続教育が必須になっているようなものもあります。
しっかり継続教育を履修されている限り、単なる肩書にとどまらず知識や技術も保証されていると言ってもいいでしょう。
とはいえ、多くの資格は受かったらそれで終わりです。
自分でそれに見合う努力を続けていくしかありませんが、その後の実力については資格は証明してくれません。だからこそ、資格の大半は肩書を客観的に保証する機能しか持たないとあえて強く主張したいわけですね。
(*1)”ハロー効果”の"ハロー"は"後光"という意味です。ご存じの方には蛇足ですがご容赦を。
第3章『究極的には有能に資格は必要ない』
前章で触れた、安全衛生系の資格に代表される、独占業務がある資格を除いて、そもそも業務を行う上で必須級の資格は多くありません。
資格を持っていなくても、それに見合うような実績があったり、周囲が一目置いているほどの実力があれば、別に資格がなくても問題ないのです。
しかし、そんな実績や周囲からの承認を得るのは、たいていの場合において極めて大変で、それであれば資格を取ってしまった方が早いというのが率直なところです。自分のことを知っている人が全くいないようなアウェイ環境でも、すぐに肩書を示せるポータブル性も魅力ですしね。
逆を言うと、資格試験とどうしても相性が悪いのであれば、独占業務がある場合を除いて、現場で頑張って実力を示すという手法の方が肌に合う方だっているでしょう。
客観的保証のない肩書の作り方は簡単です。
言うだけ。
↑これ以上でもこれ以下でもない。
例えば、私は"カラオケ魔人"を自称していますが、勝手に言っているだけで、ただ年間2,000曲を歌い、平気で5〜6時間もカラオケに居座る様をキャッチーにそう表現しただけです。そんな公称や資格があるはずもなく、何の客観的裏付けもありません。
第4章『その名も肩ニケーション』
さて、資格に頼らずに肩書の客観的な保証を得る例を2つ挙げましょう。
1つ目は、第1章で紹介した"空前絶後の超絶怒涛のピン芸人"よろしく、ひたすら言い続けるです。最初は勝手に言っていたものも一途に言い続けていれば不思議と定着します。自己予言の成就ともちょっと似ていますね笑
2つ目は、それっぽく思わせる、要は雰囲気を出すことですね。人は見た目が9割なる話がだいぶ昔に流行った気がしますが、それに通ずるところがあります。 例えば、"音楽界の革命児"こと"50TA"(*2)。人気コメディアン・狩野英孝が音楽活動をする時の芸名です。
なんやその肩書は?と思いますが、彼の独創性溢れる歌詞とメロディーは、確かに音楽界の革命児なのかもしれないと思わせるほどユニークで妙に耳に残ります。
とまあ、2つ挙げましたが、やっぱり資格を取るという肩書のつけ方は、多くの人にとって受け入れやすい方法だと思いました。上記の2つが片方だけでもできる、という方はそっちのほうがいいと思います笑
最後に、資格という肩書の良さを語って締めます。
先日AIのロボティクス分野の研究のためにこの夏から留学する、という優秀の極みみたいな高校生と話す機会を得ました。私はE資格保持者であることを一言伝えると、すぐにAIの話で打ち解け、いろんな話を聞かせてもらえました。
AIエージェントをこちょこちょ触っているだけで、そもそもロボティクス分野というものがあることすら知らなかった私は大変勉強になりました。資格という肩書があることで得をした、いい例かな、と思います。
以上、肩書のために頑張るのも案外悪くないですよ、というお話でした。
(*2)元々テレビ朝日50周年のロンドンハーツの企画で誕生したので、50周年テレビ(T)朝日(A)で、"50TA"です。最近では、King & Princeに楽曲提供をしていましたね。私はソロでコンサートに行くほどのファンです。残念ながら、次の横浜アリーナは外れました。




