NVIDIA Jetson nanoのネタですが、AIとは関係なく、ケースだけの話です。笑
nano以前、会社で使っていたTX2のケースを探したときのネタはnoteに残してあります。
Jetson TX2 開発者キット用のケース探し|akit|note
剥き身な開発キットもそれなりにプロ(nerd?)ぽくていいのですが、埃かぶりそうだし扱いづらいので、やはりケースに入れたい。
Amazonで探すといろいろとケースは見つかりますが、そこそこ値が張ったり、なかなかコレといったものが見つからず、アクリル板だけの簡易ケースを買ってみたりしましたが開け閉めが面倒だったりファンがつけられなかったりとイマイチ。
3Dプリント用のデータも公開されているので、作ってみたものの、悪くはないけど今ひとつかっこよく無い。けど印刷するのにそこそこ手間かかったのでしばらく使ってました。
そこへ、久しぶりにAmazonで探してみて見つけたのがこれ。
GeeekPi DeskPi Nanoケース
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B098L2DB1L/
*商品名にある通りB01専用です。A02と合わせてみたけどピンの位置が合いません。
5000円強(購入時)ですが、金属製のケースでGPIOポートにも外部からアクセスできる上に、薄型のPWMファンまでついてる!ものは試しと買ってみたところ、「これはブログに書かねば」と思ったくらいよく出来てました。
■中身一式。
パネルが2種類あるのは、4GB/2GBモデル用。
赤いタブのついたツールは、T6トルクスドライバー。(ヒートシンクの脱着に必要)
組み立てはマニュアルに沿って手順通り進めればなんら問題なし。加工精度もよく穴位置もぴったり合います。マニュアルはイラストだけですが、十分わかります。
■ボードに組み付けるとこんな感じ。
ヒートシンクをファン付きのものに交換。nano本体のピンに2枚のボードを挿して、ファンの電源、SDカードスロットの延長ケーブルを繋ぎ、ねじ止めするだけ。簡単かつ楽しく組み立てられます。
■ケースに入れるとこんな感じ。
電源とリセットボタンがちゃんと前面にあって、電源入れるとLEDが光ります。SDカードスロットもあります。
ポート側も切り欠きはぴったり。GPIOのピンにもアクセスでき、ちゃんとポート説明のシールまで貼られてます。WiFi用の外部アンテナも取り付けられるようになっています。
ケース本体はアルミですが前後のパネルはアクリル。スモークガラス風の処理がしてあって安っぽさはまったくなし。
■使用例。
JAPANNEXTのモバイルモニターと、ロジクールのUSBキーボード&マウス。
割とコンパクトにまとまるので、客先でデモするようなことにも使いやすそうです。
Jetson nano(B01)お持ちの方にはぜひオススメしたい逸品です!(笑)