🦖 イベント概要 🐉
7月20日、岐阜県恵那市の「恵那文化センター」で開催された「えなしこどもフェスタ2024」にて、CDLE名古屋はソフトバンク様と共同で、小学生を対象にした生成AIイベントを実施しました。
このイベントの目的は、生成AI技術を子どもたちに身近に感じてもらうことです。
イベントでは、生成AIを活用したモンスターバトルゲーム「チャットモンスターバトル」を通じて、子どもたちが楽しみながら最新の技術に触れる機会を提供しました。
イベントは2部構成で行われました。
第1部:10:30 受付開始、11:00 バトル開始、12:00 終了予定
第2部:13:00 受付開始、13:30 バトル開始、14:30 終了予定
場所は視聴覚教室で、各回先着8名までの定員で行われ、事前整理券も配布されました。
🦖 イベントのようす 🐉
整理券配布の受付の様子です。この「チャットモンスターバトル」を遊ぶためにイベントにやってきた女の子もいました。非常に嬉しいですね!
午前の部は11時~11時半、午後の部は13時~13時半が参加受付かつ、モンスターの画像を生成する時間となっていました。バトルまでにあらかじめモンスター画像を生成し、バトル開始時間になったら、再び集まってもらうという流れとなります。
まずは、「にじジャーニー(nijijourney)」と呼ばれる画像生成AIでモンスター画像を生成を行います。
参加するお子さんが、親御さんと一緒にスタッフの方に作りたいモンスターのイメージを頑張って伝え、モンスターの画像を生成していきます。
(横で私の娘がウロウロしているのはご愛敬w)
生成したいモンスターを言葉ではなかなか伝えられないお子さんもいて、スタッフが苦労する場面もありました。宮野さんが助け舟を出したりしながら、画像生成は無事完了いたしました。
🦖 モンスターバトル前の参加者への説明 🐉
受付と画像生成が終わった後となる…午前の部は11時、午後の部は13時半にモンスターバトル開始です。
このイベントは遊んでもらうだけでなく、子供たちへの教育も目的となります。
ただモンスターバトルする…だけでなく、生成AIとは何か?チャットモンスターがどういう仕組みで動いているか?…を子供たちや親御さんたちにスライドを用い、バトル前に話をしていきます。
まず、ソフトバンクかつCDLEメンバーでもある竹内さんより、生成AI及びプログラミングについての説明から始まります。
生成AIだけでなく、プログラミングが何か?生成AIと何が異なるか?の話までしていただきました。
子供達とその親御さんには非常に有益な話であると感じました。
続いて、チャットモンスターバトルの仕組みについて、私が話しをする流れになります。
ここはサラっとアドリブで簡単に説明しましたが、次は、もう少し詳しい話をしても良かったかな?とも思いました。
最後にCDLE名古屋サブリーダーの宮野さんより、チャットモンスターの概要の説明です。
宮野さんには、その後のバトルの解説も行っていただきました!!
いつもながら、軽快なトークは流石です!
ありがとうございました!!
🦖 モンスターバトルはトーナメント方式 🐉
今回のイベントは8名のトーナメント方式になります。このイベントではトーナメント表で勝敗を見せる事が必要になります。
そのトーナメント表なのですが、イベント開催の1週間程前に、用意するのが難しい…という相談を竹内さんからあり、「トーナメント表について何とかならないか?」という依頼が私の方にありました。
それならば!…と、JavaScriptでサクっと作りました!
こんな感じですね!
予想より長い名前のモンスターが多かったので名前が切れてしまっていますね…そこは改善ポイントかと思います。
ちなみに、2人、4人、16人のトーナメント表にも対応しており、座標を計算で求めて画像の配置や線の描画を行っており、描画パターン自体はそれなりに共通化されています。
このようなトーナメント表のようなプログラムを生成AIに書かせられるか?については、結構面白い考察ですので、興味がある方はぜひ挑戦してみて下さい!
そんなこんなで、モンスターバトル開始時間となりました。バトルが始まると皆、真剣な顔になりますね!
このように激しい戦いが繰り広げられました!
そして…
午前の部の優勝者は女の子モンスター「MIZU」でした!
意外な結果に皆驚きでしたが、かなり盛り上がりました!
🦖 午後の部 🐉
午前の整理券は一瞬でなくなりましたが、午後の部は皆お昼ご飯を食べに帰ったのか分かりませんが…整理券がすぐに無くなるという事はありませんでした。そんな感じで、午後1時あたりまでは全体的に人が少ない感じでした。
それでも、最終的には8名すべて整理券は無くなり、完売御礼となりました!
もし、埋まらなかったらウチの娘の参戦も考えましたが…心配は杞憂に終わりました。
嬉しい限りです!
午後の部のトーナメントは下記のとおりです。
午前の部で遊んでくれた男の子がリベンジ参加をしてくれました。
午前に生成した「ブラックストームバード」と同じようなモンスターに剣を持たせて「ブラックスターバード」としての再挑戦です!
チャトモンは、子供たちにとって、「もう一度試してみたい」と思わせる魅力があるようです。
結果、こうなりました!
午前の部とは異なり、強そうなモンスターが勝っている感じですね!
なんと!「ブラックスターバード」がリベンジを果たしたという結果となりました!
午後の部もトラブルなく完了し、イベントは無事完了いたしました。
🦖 イベントを終えて 🐉
このような自治体が行う「地域の子供向けイベント」に初めて参加いたしましたが、非常に興味深く、楽しかったです!
アンケート結果も80%の方に「とても楽しかった」と言っていただき、「つまらなかった」という回答はありませんでした。また、100%の保護者の方に生成AIに関して「すごく興味がわいた」と回答いただきました。
「今度、友達と遊んでみたい」「言った通りのモンスターができて面白かった」という感想も出ており、非常に大成功したイベントだったかと思います。
このような機会をくださった、ソフトバンク様及び竹内さんには、心からの感謝を申し上げます。
今回のイベントの為にチャトモンはバージョンアップをしております。
まず、必ず指定したターンで完了するようになったことにより、イベントにかかる時間が非常に読みやすくなりました。また、トーナメント表も作成しており、勝ち負けの管理が非常に楽になったかと思います。
チャトモンも少しづつバージョンアップしておりますので、イベントなどで「使いたい」というお話がありましたら、ぜひ、お声がけいただければと思います!