OpenAIのコーディングツールCodexのIDE拡張がリリースされVSCodeでも利用できるようになったので、さっそく試してみます。
インストールするには公式サイトをチェック。Codexを名乗る拡張はいろいろあるので間違えないようにしましょう。
なおWindowsでの使用はまだベータ版だそうで、WSLに接続して使う方がおすすめだそうです。(今回はWindows11でそのまま実行してます)
UIを確認してみる
UIはこんな感じ。AutoがONになっていると最近使用したファイルやコンテキストを自動的に含めてくれるようです。
+ボタンからファイルや画像の添付も可能。
デフォルトでAgentモードになっており、切り替えも可能です。
さっそく使ってみる:神経衰弱ゲーム
HTMLで神経衰弱ゲームを作ってもらうことにしました。
ファイル作成が必要になると承認を求めてきます。
だいたい1分ぐらいで完了。
成果物を見てみます。UIは良さげですね。コンピュータ対戦の難易度も選べるし、札の枚数も選べるしヒントも出せるようです。
ただし、コンピュータが札をめくってくれないので修正を依頼。
今度はユーザー側が無限に札をめくれる状態になったので修正を依頼。
そのほかいろいろ問題点があったので3回ほどやり取りしましたが、最終的にちゃんと動くものが完成しました。
画像からUIを設計してもらう
Codexは画像が添付できるようなので、UIのイメージを渡して作ってもらうことにします。
プロンプトはこんな感じ。
添付した画像はこれ。めちゃくちゃ雑ですがイメージは伝わるかなと。
3分ぐらいかかりましたが、できました!
ちょっとグラフィックはしょぼいですが、添付した画像に似たそれっぽい感じになってます。目的とする機能はだいたい実装されています。(重りをドラッグすることはできません。クリックならOK)
ドラッグできない問題は10分ぐらい改善を試みましたが結局解決せず。。。
ちなみにGemini 2.5 Pro(Webアプリ版)に作らせてみたのはこちら。グラフィックはこちらのほうが秀逸ですね。UIはユーザーの指示とは少し違いますが。
スピードでいうとGeminiのほうが相当速いです。
IDE拡張いろいろ
VSCodeのIDE拡張にはいろいろあり、有名どころはGithub Copilot、Cline、Gemini CLI(Gemini Code Assist)などがありますが、Codexの特色はChatGPTの有料プラン内である程度使えるところかなと思います。なおGeminiはGoogleアカウントとつなげば実質無料です。
(個人のホビー用途であれば)追加費用をかけずにAIコーディングしたいなと思った場合はこの2つがよさそうに思います。















