(2023/08/18 本文最終更新)
(2024/03/04 E_Syllabus_Example.xlsx最終更新)
自分シラバスとは、E資格受験に向けて勉強すべき内容をまとめた、自分用の学習シラバスのこと。過去のE資格受験の経験から、勉強の第一歩として自分シラバスづくりから開始するのは非常に有用だと思います!!
ということで、CDLEの皆様、特にG検定に合格してこれからE資格を受験しよう、という方には、AI EXPOで紹介した「自分シラバス」はホントにおススメですので、こちらで紹介しておきたいと思います。
本日のお品書きはこちら。
1. 本家E資格シラバスの構造
2. 自分シラバスを作ろう
3. 勉強が進むと自分シラバスも成長します
4. 筆者の自分シラバス公開!
1. 本家E資格シラバスの構造
E資格シラバスは、https://www.jdla.org/certificate/engineer/#engineer_No03 からダウンロード可能です。シラバスの内容を大雑把に1枚の絵にまとめたのが以下です。
図の通り、E資格のシラバスは大項目が4つ、ボリュームとしては深層学習がダントツで大きいのが特徴です。E資格は、AIの中でも特にディープラーニングに着目した試験ですので、自ずとそういう配分になるわけです。
余談ですが、G検定とE資格を同時期に受験した経験から判断しますと、E資格とG検定の出題範囲の重なりは意外と小さい気がします。そのため、E資格を合格する実力を持った方でも、勉強しないとG検定に落ちることも考えられると思います。その意味で、両方にチャレンジするのはスキルアップの観点から意味があると思います。
2. 自分シラバスを作ろう
自分シラバスとは、以下のことを示しています。
E資格受験に向けて勉強すべき内容をまとめた、自分用の学習シラバス
E資格公式シラバスはもちろん大切なのですが、あれはあくまで「出題範囲」を示すもの。ちゃんと勉強しようと思ったり、計画を立てようとするときに、自分用の学習シラバスが欲しくなるのです。
例えば、数学の基礎から勉強した方がよい場合は、線形代数や微分の勉強が必要でしょうし、プログラミングの基礎から勉強した方がよい場合は、Pythonのトレーニング等も必要になるかもしれません。そういうのは公式シラバスには掲載されていませんから、自分用の学習シラバスが欲しくなるのです。
筆者は、公式シラバス等の情報を元に、以下のようなシラバスを作成しています。
3. 勉強が進むと自分シラバスも成長します
筆者の経験では、E資格の勉強を開始した2021年7月の時点では、全体として何をどのように勉強すればよいか全くわかりませんでした。とりあえずJDLA認定講座を進めることになるのですが、なかなかそれだけでは全体像がつかめなかったので、自分シラバスを作り始めました。
で・・・自分シラバスできた!と感じられたのは試験の1週間ぐらい前でしたw
勉強が進むと、自分シラバスも成長します!
そしてシラバスが成長する頃には、ご自身も成長しています。
4. 筆者の自分シラバス公開!
今回、E資格2022#2に向けて筆者も勉強を開始しましたので、まずは現時点でのシラバスをこちらで公開します。ご活用ください。
なお、筆者自身も、自分シラバスを「成長させている途中」ですので、ときどき更新が掛かることをご了承ください。