こんにちは!
1級FP技能士のアシまるくんです!
第1章『責任を取るのが人間の仕事です』
私みたいな末端の者が言うまでもなく、AIを使用する上で、人間がどこまで責任を取るのか、責任を取れる範囲でリスクを精査した上で使いましょう、なんていう話はある程度、ビジネス界に浸透してきたような気がします。
AIは新入社員だと思って使いましょう、なんて習ったのは、今は昔のような気がするほど。優秀な部下だとしても秘書だとしても、ツールだとしてもお友達だとしても、AIは結局使用する人間の従たる存在であり、AIの出力した結果をどう使うかを決め、使った帰結の責任を引き受けるのは主たる人間です。
上司に仕事を頼まれて、ボロボロの成果物を上げて、"AIの言うとおりに作りました"などと言おうものなら、評価ダダ下がり待ったなしなのは、私のような万年平社員ですら理解できるほど、あまりにも自明。
そのうち法廷で、"俺は悪くない。AIの指示通りにやったんだ!"とか言い出す輩も現れるのでしょうか?これに関しては、悪しき技術進歩で本当に起こりかねないのが怖い。
第2章『昔話ばかりを語る大人にはなりたくない』
では、人間がどこまで責任を引き受けるべきか?という話は、もっと得意そうな方がたくさんいらっしゃるので、責任を引き受ける価値について私の昔話を一つ。
(※ちょっとだけフェイク入れてます、ご容赦を)
昔、素晴らしく仕事ができる派遣社員の女性がいた。
"ハケンの品格"さながら、定例的な処理は迅速かつ正確に、個別対応が必要なものも意図を汲み取り、"よしなに"処理をする。若手社員の間では、"自分たちより明らかに仕事ができる"ということで、"マスター"という愛称で呼ばれていた。
もう1人、噂の人物がいた。管理職だが、口癖が"いい感じにやっといて"と指示が曖昧。
若手が擦り合わせに伺っても、"それでいいんじゃない"と話がすぐ終わる。従って、トラブルもいくつかあったが、とにかく謝罪がうまい。
派遣社員と管理職なので、報酬に相応の差あった(福利厚生踏まえるともっとあるか…)だろうが、若手ながらに納得がいかなかった。
しかし、今なら分かる。スキルに対して支払われる報酬は極めて高度なものでない限り、ないに等しい、とまでは言わないが、換金性はたかが知れている。
一方で、責任というものは高くつく。
一応の後日談として、しばらくしてマスターはうちの職場を後にした。家庭の事情とも聞いているし、より良い条件で雇ってくれるところが見つかったとも聞いている。真相は闇の中だが、本当にすごい方だったので、人生の後輩の立場ではあるが、どこかの企業で重用されていることを心のどこかで今もなお望んでいる。
第3章『未来の話もするから昔話もご容赦を』
さて、AI時代において、さらに責任重視の傾向は加速すると思われます。
スキルの大部分はAIが代替するが、AIは責任を取れません。
従って、マスターの存在は近いうちにAIに代わられる可能性が高いと思うが、謝罪の名人はAIが代わることはないでしょう、代わるとしても当分の先の話になるでしょう。
まったくおかしな話だ、と思わないでもない。
そして、この話を読んで、モヤっとしたあなたはきっと若い方だろう。
ただ人生の先輩というだけで、偉そうに言うのは信条に反するが、若さに期待をして敢えて言わせていただきたい。
"あなたにはこれから伸び代があるでしょう。
必死で頑張って、自分の作りたい世界を作ってください。"
そして、このお話を聞いて、何を当然のことを、と思ったあなた。
まずは、駄文にお付き合いいただきありがとうございます。
そして、いい意味で心が濁っていますね。
この厳しい社会を生き抜くには、ある程度、心が濁っていた方が生きやすいんでね。
心が濁るほど、必死に社会と向き合ってきた証拠だと思います。
そんなあなたにリスペクトを込めて、本日は終わります。



