昨日みずほの法人制会員サービス掲載の
羽生善治さんの動画での学びをまとめます

◇Happy88はゴールド会員

◇下記でおなじタイトルの講演動画やまとめあり
慶応丸の内シティキャンパス(動画、7日間無料)
同上(取材された文章)
同上と連携した宮崎大学(ご聴講ブログ)


【学び】
・将棋の初手は30通り、その後は多いと200~300通り
    →直感で2手か3手に絞るが、10手先は3の10乗で約6万通り
        →選択/決断/判断できないことを防ぐため、人間は大局観を使う

大局観の反対は「木を見て森を見ず」
    →大局観の例1「過去から現在への過程」の総括
    →大局観の例2「これからの方針/方向性/戦略」の決定

・大局観があると、方針に沿えるので思考のムダが省ける
・若い時には読み(記憶・計算)が得意で、それが中心
・年数を積むと、直感・大局観(数値や言語化難)が中心

・「読み」(記憶・計算)と「直感・大局観」に優劣はない
    →大局観は広く考えられるが、大ざっぱで正確性に欠ける
    →読みは1歩ずつで間違いは少ないが、考えられる領域は狭い

・長考に好手なし
    →最初の30分は論理的に考えられる
    →4時間なやんだ後の手が、5秒で浮かんだ手と同じ

・どんな場面/環境/状況でも、自分なりのベストを尽くすのが肝心要
結果が出ない時はまず、不調なのか、実力なのか、見極める
    →実力なら素直に受けとめて、努力して、次の機会/チャンスを伺う

・不調とは、やってることは合っているが、結果/成果が出ていない時
    →3か月とか、半年とか、ある程度の月日で初めて、花を咲かせ、実を結ぶ
        →なので、やることはそのまま、気分を変える(髪型、模様替え、趣味など)

1番良いパフォーマンスは必ず、楽しみながらリラックスしている時に出る
    →スポーツをやっているアスリートの方々も、そう言っていらっしゃる
・日によって出来不出来があるのが人間、AIは毎回大体同じパフォーマンス

ボードゲームのAIが初期に研究された理由に、世の中に与える心配のなさがある
・チェスはのこり5枚になったら、結論が間違いないので、それまでを全通り学習
・計算リソースは、1秒間に2億局面、計算していた


こちらが最初の25分を聞き、行った抜粋ですが、
実際の講演は追加で1時間ほどございます

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